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  • 放射能汚染測定器

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福島第一原子力発電所事故により 汚染された土壌・食品の検査をするための、放射線検出器を 宮城県角田市、東北大学と共同で開発しました。福島第一原子力発電所事故により 汚染された土壌・食品の検査をするための、放射線検出器を 宮城県角田市役所東北大学と共同で開発しました。この計画は24年度ひょうご科学技術協会から研究助成を受けて実施されました。

 

2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震により福島第一原子力発電所事故が起きました。この事故により広範囲にわたり 放射性セシウムが拡散し深刻な環境汚染が発生しました。この事故に伴い文科省の土壌調査に参加したことをきっかけに、今回の事故による放射能汚染を測定する装置の開発をすることになりました。この開発は角田市役所と東北大学と共同で行いました。検出器は2インチNaIシンチレータを使いガンマ線のエネルギースペクトルを測定します。検出器の周りを鉛で遮蔽し感度を上げています。100mlの容器に資料を入れてセットし、装置のふたを閉めれば自動的に計測します。重さも自動的に測ります。測定していないときはバックグラウンドを計測し、自動的にバックグラウンドデータを更新します。測定データはコンピュータで自動解析し表示し、印刷もできます。

検出器は2台開発し、1台は角田市役所に設置しました。もう一台は甲南大学の宇宙粒子研究室に設置し常に開発、測定ができる状態にしてあります。 

 

測定結果はこの図のように表示されます。5bq程度の放射線源であれば検出可能です。 

角田市は福島県と宮城県の県境に位置し林業と稲作が盛んなところです。また宇宙センターがあり衛星機器用の加速試験等が行われています。幸い米などには汚染の影響が出ませんでした。